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三十路腐女子のやまなしおちなしいみなしブログ。
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とりあえずまず一言。
思ってたよりかは全然面白かったよ!
以下ネタバレ注意。


まず上戸綾の声が見始めてから数十分経つまで
この声を上戸綾が演技してんだったな、と忘れていたくらい
アトムの声にぴったりでしたよ。
少年声上手いんだな~。びっくりした。

そして今回残念賞だったのは天馬博士演ずる役所孝司…。

「あぁ…いいよトビィ…そうだ…いいよ…」

英語訛りが影響してるのか…?
なぜか恍惚のため息交じりな喋り方をする天馬博士。
嫌らしい…。
朝目覚めた時、アトムのベッドの足元にいた時から危険な存在だな、と
思ってたんですよ…。

勿論帰りは天満博士の声マネが一時的な流行になりましたよ。
目覚めたかい?トビィ…気分はどうだい…?
完全に変態キャラとして扱ってしまって申し訳ありません。

で、天馬博士は置いておいて。

アトムの気分を味わえた!という気持ちになれる映画でしたよ!
例えば空を飛ぶシーン。
高所恐怖症の私には堪らなく恐ろしいシーンでしたが
恐怖を感じるくらい、リアルなんですよ。
原作のアトムは最初から自分がロボットだと知っているから自然に空を飛びますが、
映画版では実は最初ロボットとして再生(?)されたことを知らないんですね。
で、足からジェット噴射が出てきてびっくり。
そんでもってうまく飛べない。
バランスがうまくまだ調節できないんです。
実際マンガでもそうだったらこういうシーンは飛ばしてしまいそうですが
おっかなびっくりから始まるこのシーンはとてもリアルで
そんでもって可愛かった!

見る前までは3Dのアトムって可愛くないなぁ…とか思ってたんですが(すまん)
映画館のスクリーンで飛び回るアトムを見ていると
どんどん可愛く見えてくるマジック。

ストーリーも原作をかなり上手く絡めてて
原作ファンも納得いく作品なんじゃいかな、と思いました。

天馬博士との関係なんかは、映画のほうがはっきりしていて
この関係は原作より好みの人がいるかも知れません。(多少変態っぽいですが)
ちょっと残念なのが、天馬博士との関係を深く書き上げたせいで
お茶の水博士の影が薄くなってしまってるのが寂しい。
ちなみにヒゲオヤジに至っては、オマケ程度ですよ…。

アクションシーンも3Dアニメならではの迫力あるシーンで
三十路ながらわくわくしました。
ちみっこいアトムがこんな巨大な敵に適うわけなかろうよ…と
改めてアトムのちみっこさを感じたり。

そういや途中でアメリキャンなオリジナルキャラが出てくるんですが
個人的にはちょっと…いらんかな…。
いや、実際いなければいけないキャラだし
同世代の子達と絡むことで、アトムの心情なんかもさりげなくわかったりするんですが
あまりにもアメリキャンなので
心のどこかでアトムは日本の物語って思ってたところがそこで崩されて
どこかのキャラとコラボしてしまったかのような違和感があったなー。

まぁでも個人的な気持ちです。


いろいろ書きなぐりましたが、結構面白かったよ、と。
興行収入かなり悪いみたいですが、宣伝あまりしなかったからかな?
手塚原作映画の中ではいい方だと思うんで、頑張って欲しいなぁ…。

とかなんか上から目線な感想で申し訳ない。
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